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坂井眞理子詩画集(いのちのかたち)

序に代えて

「原始女性は太陽であった」、と近代思想フェニズムの旗幟を掲げたのは平松雷鳥だが、
道教の祖老子は、もっとわかりやすく「谷神不死」と断言した。
女であることの意味を素直で描画でつきつめようとする
坂井眞理子は、原始の土偶を神として祀られた
女の姿をたずね、スケッチして歩いた。
女である自身の意味を、日常現代のあさましい姿に
描画でとどめ、目を転じて上代純真の人々の表した
土偶の形に求めようとする
井上有一は「母」一字に、限りなく尊厳な女の姿を書きとどめた。
このスケッチ帖の扉に有一書の「母」を置くことはふさわしかろう。

海上雅臣

読者からの言葉

年々"母性"が薄れていく中で、母性のルーツをたどる素晴らしい本だと思います。
"何でもあり"の現在に原点を考えさせられました。

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